先週、海外大学進学の話をしましたので、今回も。
近年は日本の一条校の中にも海外大学進学を打ち出している学校が少なくありません。
多くの人の頭にすぐよぎるのが広尾学園などではないでしょうか。
確かに、素晴らしい実績ですよね。人気なのもよく分かります。
他にも海外大の実績を伸ばそうとしている学校は少なくなく、ずいぶん身近な選択肢になったのだなあと改めて感じます。
と思いきや、実際の統計を見てみるとピークは2000年前後で約80000人、コロナ前で20000人強のマイナスで約58000人、コロナでさらに減少し2021年には約40000人となっています。
政府発表のデータで、語学留学ではなく大学などの高等教育機関への留学です。
メディアでは「海外大進学者激増」というような煽り文句が目につきますが、データ上は減少しており近年は横ばいという感じのようです。
イメージと現実はなかなか違うもんですね。
そっか、自分はピーク時の留学組だったんだ、知らんかった。
海外大学へ進学して何を学ぶのかについて、圧倒的にいわゆる「文系」が多く、60%以上です。
理工系の留学は12%程度にとどまっています。これは学部レベルの数字です。
しかし、大学院進学となると大きく異なり、理工系分野の研究目的での留学が50%を超えます。
この比較はなかなかおもしろです。
学部レベルでも海外大の理工系学部で学びたいという人が増えてくると良いなと思います。
理工系のスキル+語学力、身につけたいでしょ。
オレは身につけたいぞ。
ただ、日本の大学の理工系学部もハイレベルなところはハイレベルだぞ。
だとしたら迷うよな〜。学部レベルは日本の大学に進学、大学院で海外大にという選択、確かに分かるぞ。
選択肢の中に、日本、海外、ともに同等に入ってくるっていうのが理想だと思います。
で、思いっきり悩めば良いんですよ。
そうであれば、結果として日本であれ海外であれ、後悔はしないでしょう。
その経験を、高校生のうちにできるなんて、めっちゃ素晴らしいと思うわけです。
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