古文なんて実生活で必要ないのに何故勉強しなければならないのか?
一度は考えたことがある人も多いと思います。
また、思ったことがなくても、耳にしたことはあるはずです。
Xでも、ある中学生の返答が最近話題になっていました。社会に出て使うこともない古文をなんで勉強しているのか問われ、曰く「ここで言い訳をして頑張らない人は、社会に出て何か問題に直面した時にすぐ諦めるんじゃないか」と。
みなさんはどう思いますか?
私もその通りだと思います。
中学生が英検準1級に臨む意義とも似ていると思いました。高い英語力を証明するだけでなく、困難な壁を越えるために諦めずに挑んだ経験自体に意味があると思うからです。
では他に、古文を学習する理由はないでしょうか?忍耐力を鍛える、あるいは最低限求められた課題に向き合う姿勢を身につけるだけなら、必ずしも古文である必要はないかもしれません。
私は古文の学習をすることには、実用的なスキルを高める効果もあると思っています。
例えば、平安時代や鎌倉時代の人々の価値観は、私たちの感覚からすると非常にユニークです。しかし、自分とは異なる時代の、異なる常識を持つ人々の論理や思考プロセスを理解しようとすることは、「自分の常識が絶対ではない」と気づくメタ認知能力や、未知のルールに適応する柔軟な思考力を養うことができる可能性もあります。また、古文の学習をしている時には違和感のある考えであっても、実は脈々と長い時間をかけて形成された国民性を体現しているものも少なくないと思います。無常感や侘び寂びなど、古文の学習を通して見た時にはよく分からなかったとしても、根底では理解できる感覚を持っていることに気づくはずです。日本人の根源的な思想を知る上でも学ぶ意義はあるはずです。
また、私たちが何気なく使っている現代語の多くは、古文の文法や語彙をルーツに持っています。
なぜその言葉が存在し、どういうニュアンスの変遷を経たのかを知ることで、状況や相手に応じた的確で豊かな言葉選びができるようになるヒントになるはずです。語彙力を強化することは、高い読解力、豊かな表現力を身につけるためにもとても大切なことなのだと思います。
epis Education Centreフランクフルト教室
エピスの授業は全てオンラインで参加可能です。
お問い合わせはコチラからどうぞ!
↓
http://www.epis-edu.com/contact/
E-mail: frankfurt@epis-edu.com
TEL: +49-69-3302-0436
情報の書き込みはネチケットを守ってご利用下さい。
*個人情報を流出させたりプライバシーを侵害したりした場合、名誉毀損罪など犯罪の他民事訴訟にも訴えられる事があります。
コメント:この投稿は、コメント追加が許可されていません。