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hola! 今日何する?ジプシーライフ in スペイン

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1年以上

バースデートリップ↓

 

Parisはやっぱりロマンチックだった~バースデートリップで想うこと~

フランス革命前から存在する最古のフレンチレストラン「ル・グラン・ヴェーフール」でお祝いランチ

病み上がり最終日はParisを一望できる高い場所から!

香港滞在タイムリミット10時間の過ごし方!

 

に続く↓

 

 

「旅行だけは1人でできない。」っというよりも「1人でしたくない!」っとずっと思っていたが、40歳になった記念に人生初の一人旅は日本ザ・日本日本を味わいに石川県に!

 

 

香港で弾丸の10時間を過ごし、同日の夕方便で名古屋に入り、名古屋駅近くのホテルにチェック・インした頃にはすでに夜10時半を過ぎていたが、食いしん坊としてはせっかくの日本で一食を抜くことはできず、まだ営業していて口コミも良いラーメン屋さんを探し、いつも行列しているという「玉子とじラーメン」で有名な【萬珍軒】に行ってみた↓

 

豚骨と鶏ガラスープに溶き玉子が入った遅い時間にはちょうどいい優しい日本のラーメンって感じの味。遅い時間で少し躊躇したがお野菜を食べたかったため「青菜炒め」も注文。この「青菜」、中国語読みだと「チンチャイ」なのだが、日本語、中国語、広東語の同時通訳を長時間して疲れてくると脳が回るよりも先に口が出ちゃうことがあり、自分が何語を話しているのか意識せずに話している時があるのだが、この時、「あおな」ではなく「『チンチャイ』炒めも下さい。」と迷いもなく言ったのだが、ウエイトレスさんに無表情で淡々と「『あおな』炒めですね。」と言われてしまってから「そっか、日本では『あおな』炒めって呼ぶんだね。」と気付いた。言われれば気付くのだが、こういう時、なんちゃって日本人の振りをしているみたいでちょっと恥ずかしく感じる。心は日本人の心を持っているのに~!

 

さて、名古屋には母方のご先祖様のお墓があり、年に一度は必ずお墓参りをするようになったのだが、有難いことに旦那さんが勤めるエアラインは香港 ー 名古屋間が飛んでいて、これを利用するととっても便利で名古屋に行きやすくなったため、築地に帰る前にこの便で名古屋に寄ってお墓参りをするのが最近のパターンになったのだ。

 

翌日、お花屋さんの開店に合わせてスケジュールを組み、お花を持ってグーグルマップを頼りにローカルのバスに乗ってお寺さんまで行き、自分の心も洗うつもりで本家と分家のお墓をゴシゴシ洗いながら手を合わせて数分間のご報告と感謝を伝えるという毎度のプロセス。ご先祖様を想う気持ちが大事なのだと思うのだが、こうすることで何だか心が落ち着く。

 

名古屋駅に戻って、高島屋で親戚の叔父ちゃまが好きという味噌煮込みうどんを買ったり、ぶらぶらしてから、1人の時はいつも行っている駅地下のエスカにある【備長】で大好きなひつまぶし~↓

 

うな重よりも外がクリスピーでレイヤー状にうなぎが入っているひつまぶしの方が好きっ。それに、薬味と食べたり、最後はお茶漬けにしたり一度に3度楽しめるのも好きっ。しかも、ここはお待ち帰り用もきちんとした丸いお重箱に入れてくれるから名古屋から香港に戻る時は機内食として持ち帰ったりもできてたからお気に入りの一軒。

 

 

指定された時間がプレッシャーになるのはイヤだし、新しい発見があって寄り道したくなったりした場合のために、新幹線のチケットも事前に購入せず、乗れそうであろう時間帯だけを当日の早い時間に緑の窓口で確認する、いわゆる「行き当たりばったり」が可能になるオプションを取るのもいつものパターン。

 

東京滞在中も築地と銀座界隈、実家から歩ける範囲からほとんど出ない私は電車の特急、快速、急行。。。の違いがイマイチ分からないし、乗り換えをする場合の切符の買い方もイマイチ分からないため、並んでも窓口で一番効率的な方法で行ける行き方を確認して切符を購入するのだが、この日の最終目的地である「石川県和倉温泉」行きの切符も緑の窓口でおじいちゃまおばあちゃまに混じって助けてもらって購入。

 

 

日本を離れて暮らし始めてから21年、年が重なるほど、日本の歴史や文化、習わしに興味が増し、基本は日本食というライフスタイルが固まってきたのだが、日本でしか味わえない温泉旅行は海外にいるととっても恋しくなる。ただ単に温泉につかることだけではなく、全ての密度が高い都会の風景から徐々に平地に変わり、緑が増え、のどかな風景や見慣れない町に変わる車窓からの景色にワクワクが高ぶったり、迷いに迷って厳選した車内で食べるお弁当が楽しみだったり、目的地に着いてからのプランを考えたり話したりする時間だったり、楽しみにしていた宿に到着し笑顔で迎えられたり、和菓子と美味しいお煎茶でほっとする瞬間があったり、素敵な建物の案内をされながらシミレーションをしたり、楽な格好に着替えて夕食までの時間を楽しみながらゆっくり過ごしたり、温泉に出たり入ったり、五感を刺激されっぱなしの食のパレードで幸せを感じながらお酒を嗜む程度に呑む心地よさだったり、完全にリラックスした状態での止まない会話だったり、ほのかに香る畳の上に敷かれたふかふかのお布団で翌日の朝食を楽しみに寝に入ることだったり、地元の名物や特産物との出会いだったり。。。と、全てのプロセスがあってこそが温泉旅行温泉

 

 

私が温泉旅行を決める時の最低条件は⬇︎

 

・宿泊先周辺で観光も楽しめる場所

・和風旅館

・温泉は2ヶ所以上ある

・畳のあるお部屋

・部屋食

・量より質、季節感と地元の食材にこだわったお食事

・ベットじゃなく、畳にひくお布団

・和朝食

 

トランジットや誰かと合流するためではなく、自分だけのために企画して旅行するのが今回生まれて初めて=初めての一人旅走る人

その行き先は、最近気になっていた日本海側。泊まってみたい旅館も幾つか候補があったことと、地元の食材が美味しいということ、桜見がまだ間に合うかもしれないということ、そして華麗な色使いと大胆な図柄が特徴の大好きな九谷焼の生産地でもある石川県に迷わず決定!

 

二泊できるうちの一泊は評価が厳しい母がやっぱり老舗のいい旅館だったと言って印象に残っていた私もいつか泊まりたいっと思っていた「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の総合部門で35年間連続一位の日本一のおもてなしをする旅館としても、お客様の要望に「ノー」と言わないことでも有名な【加賀屋】。

 

前日の早朝に香港の飛行場からネット予約を試みたが、「お二人様より~」の条件によりネット予約ができず断念(しかもお誕生日プロモーションでお得なプランがあったのに~汗)。特に良い旅館は二名様からじゃないと受け付けないのを何かで聞いたことがあることを思い出し、もしかしたら1人での宿泊は不可能かもと思いつつ、電話して予約を試みたら、お一人様でも大丈夫アップということで予約コンファームグッド!念のため、ネットで見たお誕生日プロモーション価格はあるかと確認したところやはりネット上のプロモーションのみということ。「ですよね~!?」と心の声が出そうになったが、「お客さんの要望にノーと言わないんじゃなかったっけ?」と思いつつもとりあえず納得。ダメ元で何でもとりあえず聞く習性は香港で身につけたサバイバル術。後から仲居さんに聞いたら、最近は女性の1人旅が増えているらしい。

 

さて、夕食前にサクッとお風呂に入れる時間帯の到着を目指して名古屋をお昼過ぎに出発したのだが、ここで「行き当たりばったり」プランの落とし穴爆弾

 

・無計画だと電車の乗り継ぎがうまく乗れない可能性有り

・時間帯によっては1時間に一本くらいしか特急がなく、移動時間が予想以上にかかる

・希望の場所やレストラン等の予約が取れない(今回「七尾線観光列車の花嫁のれん」の存在をギリギリで知り、乗りたくても無計画者にとっては後の祭り。)

 

ライフラインとなる携帯とラウターの充電がなくなるのが心配で使用はミニマムにし、日が暮れていくのをちょっと不安に感じながら鈍行列車に揺られ、全く聞き取れない車内アナウンスにいちいち耳を傾け、読み方も分からない駅名を注意しながら乗り換えを間違えない様に緊張感も持ちつつ、乗っては降りていく中学生に何度も確認し、終いには2車両しかないのにドアは一番前しか開かないという何とも意味不明なアナウンスが耳に入り、中学生たちを掻き分けながらかなり早めに一番前車両のドア前で待機するオバちゃん状態にあせる

無事に「和倉温泉」に到着したのだが、電車を降りると歩道橋を渡った向こう側に出口があるのに気付き、このスーツケースを自分で持って階段を登り降りしなければいけないことにちょっと佇んでいたら、車掌さんが電車を降りて切符を回収するシステムということを知らずに、不機嫌な声で「きっぷ~!」と怒鳴られびっくり目こんなのどかな町でしかも日本人の車掌さんに怒鳴られるとは思いもしなく、二度びっくり目目

 

旅館のお迎えが待っていてくれてちょっとほっとしながらも、もう暗くなってしまった景色を見ながら、なんだか寂しさとこんな暗くなってしまった時間に迎えに来てくれたことに申し訳なさを感じつつ旅館に到着。

 

【加賀屋】といえばこのお出迎え↓

www.kagaya.co.jp 公式サイトより

 

夕食が始まっているこの時間にまさかこの人数でのお出迎えはないだろうと思いながらも少し緊張していたが、女将さんだけが玄関先でお出迎えに待っていてくれた。ふ~、よかった汗

 

チェック・インの手続きが終わると「お誕生日のお祝いにお部屋をアップグレードさせて頂きました。」ということ。予約の電話でオペレーターにお誕生日プロモーションについて聞いただけなのに、ここまで伝わっていてしかもアップグレードの手配もスマートにしてくれてるなんて、こういうとこがいい旅館やホテル、レストランでの共通するさりげない心遣いなんだねっ合格

 

お部屋はこんな感じ↓

 

旅館の畳のお部屋にはホテルと違ってスーツケースを置くバケージラックがないからいつもスーツケースをそのまま置くのは土足で畳を歩いている感じで気が引けるのだが、ここはちゃんと畳の上に専用のビニールの敷物が準備してあってそこにスーツケースを置いてくれてちょっと安心。

 

お茶を頂きながら仲居さんとおしゃべりをして、彼女としては早く夕食のセッティングをして食べて欲しいところだろうに、「よかったらお食事の前にお風呂に入りますか?」と言ってくれてサクッとお風呂に温泉

 

お部屋に戻っていよいよ楽しみの夕食時間。

 

 

味がどうだったかなんて覚えてないくらいお座敷でのお食事は毎回そのまま立ち上がれないくらいお腹いっぱい過ぎて、満腹満足のイメージしか残らない。確かに美味しかったのだが、お食事はやっぱり相手がいて、美味しいだの何だのってシェアできる人がいる方が絶対楽しいしもっと美味しく感じることを確信した一人旅の最初の夜でした。

 

いい感じのほろ酔い状態で翌日の金沢市内観光のプランと宿の手配を済ませ、お布団に入ったのだが、シーンとしすぎるお部屋で何だか落ち着かず結局テレビを最小音量にして安心。自分では怖がることも不安に感じることもなく何でも一人でできる方と思っていたのに、意外に小心者で怖がりなのだと気付いた初日の夜あせる

 

朝食の30分前にお布団を片付けに来るということで、いつもより早起きしてカーテンを開けると目の前は日本海↓

 

日本海って何だか地味なイメージがあったが、うん、何だか地味。。。

大きな窓は昔からの旅館らしく全開きができるタイプでちょっとびっくり。開けてみると太陽が照って気持ちいい空気が流れている。ただ、ちょっとふざけたら落ちそうで怖い。

 

サクッと朝風呂に入ってから、いよいよ楽しみすぎる朝食。

夕食よりも旅館の朝食が好きな私。

 

こういう色んな種類がちょっとづつあるだけでテンションが上がっちゃうアップ

おかずも美味しいのだが、白米が美味しすぎて朝から3杯も食べちゃった↓

お椀は春の季節に合わせて桜に入ったもの↓

 

金沢に行く電車の時間に合わせて駅まで旅館の送迎バスに乗るのだが、それまでお部屋でゆっくりしていると、仲居さんが「女将さんからお誕生日プレゼントです。」ということでサプライズのプレゼントを頂いちゃったプレゼント

 

チェック・アウトを済ませホテル内にある朝市やお土産屋さんでぶらぶら~。

朝食で食べた「野沢菜のり」が美味しかったので、自分用とお土産用にゲット。

 

 

前日の遅い時間にチェック・インしてお部屋とお風呂の往復しかしてなかった私はその間ほとんど誰にも会わずにいたのだが、このチェック・アウトの時、すごい人数の人と遭遇してちょっと圧倒されてしまった汗お土産をゆっくり見ようとも人口密度が高く、ロビーにあるコーヒーショップでコーヒーを飲もうと思ったら店員さんも忙しそうで落ち着かない感じだったから、ロビーのベンチで座っていたら、おばちゃんたちにちょっとずれてと言わんばかりの視線でベンチの隅に追いやられ、3人掛けのベンチが4人掛けになり、会話が聞こえてしまうのだが、どうやら研修で泊まりに来ている様。なんだか急に大衆的な温泉旅館に変わってしまった感じ。

バスの時間で外に出たら、私の乗る送迎バス以外に4、5台の大型バスが停まっていてすごい人数の宿泊客と仲居さんで玄関は大賑わい。私の担当をしてくれた仲居さんとは前日結構プライベートなお話もして親近感が湧いていたので、何だか「バルセロナに遊びに来て下さい。」と言いそうになってしまった。

和紙の便箋や封筒を集めるのが好きなのだが、ミニサイズのひとこと封筒は何かの時にぽち袋としても使えて便利なのでいつも何枚か手帳に入れているのだが、こういう時にお礼のメッセージとお心付けを入れて渡すととても喜ばれる。私は和紙を使っているタイプが好きなのだが、最近は100均でも可愛いのが売っていたりする。

 

 

ちなみに女将さんからもらったお誕生日プレゼントは↓

 

 

今回、気になっていた老舗旅館【加賀屋】に泊まって感じたことは、スタッフ間のコミュニケーションが取れていて、スタッフ一人一人が痒いとこに手が届く感じの細やかな気配りや気付き、サービスができることによって、宿泊客が大勢の中の一人ではなく、個人として対応してくれていると感じ、心地よく滞在できるし、それが「おもてなし」の心なのだろう。5つ星以上の高級ホテルにしても同じことが言えると思うのだが、高級ホテルと一般のホテルの違いはやっぱり人でありサービスの細やかさであると思う。スタッフの誰かに伝えたことがちゃんと他のスタッフも把握しているし、何度も同じことを言わなくてもいい。そして押し付けがましくない先回りのサービスができることであり、不便さを感じない居心地の良さがある。

「老舗」というと、歴史、趣きがありいいイメージを想像するのだが、注意しなければいけない言葉でもあると思う時もある。

【加賀屋】館内全体は清潔に保っているし、美術品も数多く配しているのだが、「古き良き時代」ではなく何だか色褪せた「時代遅れ」な雰囲気を感じてしまった。極め付けはやっぱり最後に出会った団体客(研修生客)の大衆感や聞いてはいけないスタッフの裏話を聞いてしまった後味の悪さがちょっと残念。。。

 

「日本一のおもてなしをする旅館」。「おもてなし」に関してはとっても満足したが、私的にはまた行きたい旅館ではない。館内の雰囲気やお食事、お客様層、非日常的な演出に関しては一般的だったと感じるが、一度でも行けてそれはそれで思い出に残った一人旅の初日だった。

コメント

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作者:kaotan

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約10年以上住んだ香港を離れ、バルセロナに短期移住。日常の発見、冒険、出会いをきまぐれにシェア。

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